認知症の接し方
認知症と診断されたからといって、

記憶力ゼロ、理解力ゼロではありません。

むしろ、初期段階で「認知症」と診断された人こそ、自分でも物忘れが酷くなってきた!
もしかしてボケてきたのでは?・・・
と考え込んだり悩んだりしているものです。

中程度の認知症の方くらいまでなら、
それこそ、物忘れが酷くなったり、過去と現実の区別がつかなかったりすることはありますが、
ふと我に返る時もあります。

そして、自分がしていたこと、
していることがなんだったのか?どうしてこんなことをしているのか?
何のために?・・・
自分のしたこと(していたこと)が思い出せず混乱したりすることも多く、精神的に不安定になったりします。

そんな時、家族の接し方によっては、認知症患者のプライドが傷つき、落ち込んでしまうこともあります。

認知症患者への接し方は、家族も戸惑うことが多いと思いますが、進行状態や状況に応じて
上手に対応し、不安にさせない!安心感を与える言葉を選んで、優しく接していきましょう。

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2013.11.09 Sat l 認知症接し方 l コメント (0) トラックバック (0) l top
認知症の接し方 基本
家族の誰かが認知症になり、

ケアすることになったらどのように接していけば良いのか。
接し方に戸惑うものだと思います。

ここでは、認知症患者さんに対する接し方の基本を紹介します。

・不安にさせない
・自尊心を傷つけないようにする
・コミュニケーションを取り、孤独を感じさせないようにする
・馴染みの関係になる
・温かく優しく接する
・認知症患者本人のペースにあわせて行動する
・認知症患者の話に耳を傾け、共感してあげる
・大事なことは、言葉で伝えるだけでなく紙に書いて目に付きやすい場所に貼っておく
・認知症患者の近くでゆっくり、大きな声で話をする


認知症患者さんも十人十色!接し方も千差万別ですが、
最も大切なことは、認知症の方の気持ちに寄り添っていくことです。

ちなみに、「危ないから」とか言って、全てのことに手出しするのもよくありません。
着替えや洗濯物をたたむ、簡単な料理など本人が望むのであれば本人にしてもらいましょう。

お人形さん状態で何もさせずに床の間に飾っておくようでは、益々認知症は進んでしまいますので、
出来ることは自分でさせ、見守りながら必要に応じてサポートしていくようにしましょう。

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認知症 同じことを聞いてくる場合の接し方
認知症になると、

自分が言ったこと、やったことを忘れてしまい、
何度でも同じことを聞いてきたりします。

そんな時、どのような接し方をすれば、良いと思いますか?

「さっきも言ったでしょ」とか「何度も同じこと聞いて!」は、絶対に言ってはいけません。
初めて聞かれた時と同じように何度でも答えてあげましょう。

慣れるまでは、同じことを聞かれるとイライラするかもしれませんが、
本人にとって、気がかりな事なんだ!と理解し、
不安を与えないためにも優しく接してあげましょう。

ちなみに、認知症の人は、今、箸を置いたばかりなのに「ご飯はまだ?」と聞くことがよくあります。

こういう場合は、「ちょっと待ってください。今、用意しています」「○時になったら、食べましょう」などといって、先伸ばしし、決して「今、食べたばっかりでしょ」とは言わないようにしましょう。

それでも、何度も何度も言ってくる場合は、満腹中枢が満たされていない、と判断し、少量のお菓子を食べさせたり、お茶やお水を飲ませてみると良いでしょう。

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認知症 妄想
認知症の方は、

妄想することも多いのですが、妄想の中でも実に厄介なのが、お金やお財布を「取られた」と言い始め、近所の人にも吹聴して回ることだと聞きます。

しかも、盗んだ相手は、いつも介護してくれている嫁だったり、
娘だったり!身内が盗んだと思い込んでいることが多いのです。

もちろん、身に覚えがない家族にとっては心外で、
相手が認知症とは言え怒りを通り越して情けなくなってしまうかもしれませんが、
否定したり、怒鳴りつけたりしては逆効果!

さらに、妄想が膨らんでしまうので、「なくなったら困りますよね。」などと声をかけ、一緒に探してあげましょう。

疑われた人は辛いでしょうけれど、無くした本人が一番困っている!
と受け止め一緒に探してあげるのが、認知症患者に対する接し方としてはベストです。

似たような妄想に「ご飯を食べさせてくれない」といったものがありますが、
被害妄想は、孤独感や寂しさから起きることが多いものです。

とにかく優しく接してあげるしかありません。
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認知症 夕方症候群
認知症患者の中には、
自宅にいるのに夕暮れ時になると「家に帰りたい」と言い出し、落ち着かなくなることがあります。

自分が今いる場所が変わらなくなってしまっているので「帰りたい」を連呼する場合が多いのですが、
「そろそろ子供たちが帰ってくるから、私も家に帰らなきゃ」など、
過去と現実がゴチャ混ぜになっていることもあります。

これは、昔に戻りたい、という一種の願望と考えることもできますが、
接し方としては、「ここがお家でしょ」などと否定してはいけません。

「まだ、早いですよ、もう少ししたら送っていきます」「今、来たばかりだから、もう少しおしゃべりしてから帰りましょう」などと言うと良いでしょう。

それでも落ち着かない場合や外へ出よとした場合は、
一緒に散歩してあげるというのも良いと思いますよ。

夕方になったら「帰りたい」という症状は夕方症候群と呼ばれています。
方症候群は、アルツハイマー病の中期に出やすい症状で一種の「せん妄」と考えられています。

一度夕方に「帰りたい」が始まると、しばらく続くことが多いので、夕暮れ時に一人で外に出ないように注意を払うようにしましょう。
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